社会の窓際から

暇を謳歌したい。

靴を磨く無職

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無職で暇を持て余して沖縄をぶらついていた際に入り浸っていたゲストハウスで『HUNTER×HUNTER』という傑作漫画を耽読していたのだけれど、おれのアッパラパーな脳髄はその詳細を漠然としか覚えていないが、その漫画を通じて「晴耕雨読」という言葉を知ることができたのは個人的に大きな収穫だと思っている。

 

晴耕雨読」というのはその辺の凡夫であれば誰もが知っている何の変哲もない四字熟語かもしれないけれど、凡夫以下の凡夫である愚鈍なおれはその言葉を知らなかった。初めてその四字熟語を見た時には、こんな素晴らしい言葉があるのか、オーマイガッ、と衝撃を受けちゃった。

 

晴耕雨読広辞苑によると「晴れた日は外に出て耕し、雨の日は家にいて書を読むこと。田園に閑居する自適の生活をいう」とある。

 

晴耕雨読。いつ聞いても自然で健康的でいい響きだなー、きれいだなー。とささやかな感慨にふけりながら外に目をやると本日は曇りで、曇りの日は何をしようかしらん。

 

靴磨きでもしようかしらん。

 

というのは、最近再び靴を楽しみたいなーという欲望というのか煩悩というのか、そんな感じのニュアンス的なものが湧き起ってくるようになり、暇さえあれば、靴磨き動画や靴の修理動画を見たり、現実空間・電子空間問わず靴をウィンドウショッピングしている。消費主義社会の奴隷洗脳を受けつつあるのかもしれへんのー。

 

かつてであれば、とにかく経済的に逼迫しない限りにおいて気ままに靴を買いまくるという下劣な楽しみ方をしていたのだけれど、これからは今あるものをしっかり履いて、しっかり手入れをして、しっかり履き潰すという方針で靴を楽しんでいきたいでやんす。

 

しかし、靴磨きをしようにも靴磨きの道具など持っていない。だから近所の靴屋までリトルカブをブロロロローと走らせ、基本的なものをざっと揃えた。就職活動用に購入したビジネスシューズ用にシューキーパーもアマゾンで注文した。オッケーである。

 

そして、YouTube やブログ記事を参考にうろ覚えながら靴磨きをしてみたのだけれど、ものすごく面白いし、気持ちが良かった。オッケーである。

 

今持っている革靴と呼べるものは3足で、その内の2足は購入してからもう10年近くになるが、きちんとケアをしてソール交換をすればさらに10年、20年と長持ちするみたいなので、革靴の数は最小限に抑えて、1足1足をいい感じにくたくたにしていきたい。

 

と意気込んではみたものの、4月まで無職の身分で、これといって毎日外出するほどの予定がない現在、履こうにも履きようがないので、エクセルのムック本でも買って長時間労働特化型納税奴隷アンドロイドになる準備でもしようかと思う。

 

P.S.

人知れず夜にランニングするのおすすめです。