社会の窓際から

暇を謳歌したい。

ウォークマンと生きていく

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好きなアーティストにLIBROさんというビートメイカー兼ラッパーの方がいて、その方が『タイムトラベル』という曲の中で「音楽を聞かない持たない民族をおれは知らない」と歌っているのだけれど、無職で暇を持て余しているおれも、この世に蔓延る拝金主義に基づく経済成長至上主義者、カルト教団GDP教信者、長時間労働崇拝教団の皆々様からすれば非国民かもしれないが、一応は大和民族に属しており、詳細なDNA検査によりそうでないとしても、何らかの民族のDNAを受け継いでいるおり、御多分に漏れずに音楽を日々嗜んでいる。

 

物心と下心が付いた時から携帯音楽再生機器は専らiPodで、iPod nanoを洗濯機で3台溺死させた後、iPod classicに切り替えて6年ほど使いまくっていたのだけれど、一昨年タイのチェンマイで紛失し、帰国後は妹が家に打ち捨てていた瀕死状態のiPod nanoを誤魔化し誤魔化し使い、何かもう嫌だなー、何か貧乏くさいなー、と思ったので携帯音楽再生機器を新調することにした。

 

まさにこの世は諸行無常で、長期間classicにヘラヘラと現を抜かしていた間に携帯音楽再生機器業界の状況は一変し、アッポー、つまりはAppleは大容量のclassicと軽快手軽なnanoの製造を中止し、現在電器店で売られているのは中途半端機器iPod touchのみという有様で、おれは、まいっちゃったなー、となったのだけれど、なぜ参ったのかというと、それは仏が説くところの執着心のせいで、つまり凡夫のおれは漠然とアッポーに固執し、視野狭窄に陥り、おれに残された選択は中途半端機器のiPod touchしかないのかしらんと思い込んでいたからであーる。

 

カルト教団員並みの視野狭窄状態に陥っていた凡夫のおれを救ってくれたのは、訪れた電器店の店員さんで、販売台数がノルマとして課されているという事情もあるのだろうが、そんならSonyウォークマンでええやん、と言ってくれ、こちらも、せやなー、となり、商談が成立した。

 

使い心地に関しては、iTunesにコンピレーションアルバム、つまりは一枚のアルバムに異なるアーティストの曲が複数収められているアルバムが多く入っている場合は、Music Center for PCに引っ越しする際に一枚のアルバムがアーティスト名ごとにバラバラに崩壊するため、それに伴い恨み妬み嫉み辛みが込み上げてくるが、 そこは仏の心とアルバムアーティスト名の変更作業で乗り切るしかないのだけれど、それが終われば後は楽勝で、個人的に音質も操作性も満足しているぜ。SDカードも挿せるので、容量は変幻自在だぜ。

 

仮に今手元にあるWalkmanが壊れて、アッポーが新作のiPodを出してきたとしても、Walkmanを買い続けると思う。理由は簡単で、僕は宗主国アングロサクソンではなく属国民大和民族だからでやんす、というのは嘘で、ただただデータの引っ越し作業がだるいからです。

 

Sonyの存続を切に願う。

 

P.S.

今日の一曲。